「納棺」 (その他の遺体処置)
「納棺し」「死化粧」などと言われる遺体処置を専門とする業者が出現しているのが近年の特徴となってます。
病院による清拭をより本格的にした処置まで施すことにより、それぞれ評価を高めていますが、遺体を本格的に処置することから、作業を行う人達に対する公衆衛生上の教育、排水の処置などが課題となります。
本格的な遺体処置とは、
1:遺体を湯または水を絞った布、または消毒用アルコール、あるいは防腐性薬液などで身体を拭き清め、
2:目や口を閉じ
3:鼻、耳、口、肛門に脱脂綿を詰めて体液の漏出を防ぎ、
4:傷口は包帯で縛り、
5:頬がこけているときは脱脂綿を口に含ませて膨らませ、
6:髭剃り、髪の整え、爪切りなどを行い、化粧を施すといった内容で、さらに衣服を着替えさせます。
一般的に葬祭業者が行う遺体処理は
1:病院での清拭からの乱れを修復し、
2:軽く顔などの表面を消毒用アルコールで拭き、
3:着替えを行うか、上から死に装束をかぶせるといった内容です。顔を消毒用アルコールで拭き清めるのに遺族を参加させることもよくおこなわれます。
さいたま市<家族葬>家族中心のお葬式 (見沼区の葬儀は 市民葬祭へ) 「 納棺」