仏檀の宗派による分類
葬儀後に使う仏壇は明治時代以降、仏教の宗派が確立すると、本山様式が仏壇に取りいられるようになります。こうしてさまざまな仏壇形式が発生しました。
1:八宗用
葬儀後に使う仏壇内の本尊、仏具は違いますが、仏壇の形が八宗(天台宗、真言宗、浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、臨済宗、曹洞宗、日蓮宗)共通のものです。禅宗様式の須弥壇、宮殿の屋根が千鳥派風で軒は唐派風であるのが一般的です。塗仏壇、唐木仏檀があり、最も多くしようされています。
2:お西用
葬儀後に使う仏壇で浄土真宗本願寺派 (お西) 用の仏壇は、宮殿の屋根は八宗用と同じく千鳥・唐派風ですが、柱は金箔です。
3:お東用
葬儀後の使う仏壇で、真宗大谷派 (お東)用は、宮殿は東本願寺阿弥陀堂を模し、屋根が二重唐派風で、柱は黒塗りです。
4:日蓮正宗用」
葬儀後に使う仏檀で須弥壇の上に厨子を置き、厨子に開閉できる扉がついています。戦後に考案されたものです。
最近は新しい形のオリジナル仏壇も登場するなど新しい動きも見られます。
さいたま市、上尾市での現在の葬儀社はこの事を踏まえてお勧めするとよいですね。。