「家族葬」 とはどんなものか 「親族葬」 との違い
ご自身の大切な家族が亡くなった時、「身内だけで故人を偲びたい」 「大げさにはしないで、家族だけで心温まる見送りをしたい」 「葬儀費用を抑えてこじんまりと行いたい」 という要望の高まりから、「家族葬」を考えられる方が増えています。
ただ、一般的に 「家族葬」 というイメージと実際のギャップがあって、後で 「こんなはずではなかった・・・」などということがあってはいけませんので、、 「家族葬」 とはどんなものか、また、注意点について書いて書いてみたいと思います。
まず、 「家族葬」とは、なくなった方の (狭い意味での) ご家族だけで行う、お葬式です。人数にしたら5~10人くらいのイメージです。ここには、例えば私の父が亡くなった場合 (お父さん、ごめんなさい・・・)
父のお姉さんである私の叔母やいとこたちは入りません。また、父がとても仲良くしていただいた飲み仲間などもお呼びしません。そういう方々をよぶということになると、「親族葬」 (または「一般葬」) という形式になります。 (葬儀社的には)。
つまり、 「会葬者を一切呼ばないお葬式」 が、家族葬ということになるのです。私は個人的に非常に驚きました。 「そんなに範囲が狭いのか」 と、「家族葬」 の認識が間違っていたのですね。そういう方も少なくはないのではないか、と思いますが。