花環、樒、生花の扱い
供花は、全国的には花環または生花、中部、関西地方などでは花環の代わりに樒(しきみ、しきび)が用いられます。
関係者から供花の申し出がありますが、この扱いについては事前の確認が必要です。
供花や供物を辞退するという遺族もいますから、供花をそもそも受け付けるのか、受け付けるとしたらその種類(生花だけ、花環と生花、など)贈り手の名前の表示をどうするのか、といった方針を事前に確認しておく必要があります。式場によっては花環や樒を置く場所の制限もあります。
生花や花環などの供花の配列順はしばしば問題になります。勝手に判断しないで遺族の考えに従って行うことが必要です。最近では問題が生じないようにと、芳名板にアイウヱオ順で贈った人の名を一括して提示する方法がとられることもあります。また、供花は生花のみを受付、その生花代金を祭壇や式場内外の装飾花の作成費用にあて、供花してくれた人の名は芳名板に一括して記す方法を採用することもあります。
葬儀・告別式 (花環、樒、生花の扱い) 「さいたま市、上尾市 の葬儀は市民葬祭へ」