仏檀の機能
葬儀後に用意する仏檀は家の先祖を祀る場であり、家の精神的結合の場であると言われます。
しかし仏檀は単に一般的な先祖供養のためのものではありません。
三十三回忌あるいは五十回忌で弔い上げして個人の位牌を先祖代々の位牌に合祀するまでの間は、死者個々の供養であり、さらに真宗教団では 「お内仏」と言われるように勤行の場でもあります。
近年、葬儀後の悲しみにある遺族が仏檀をとおして死者と対話することは、その悲しみを癒していくのに有効である、として仏檀をグリーフワークの場として見直す動きもあります。
葬儀後に使用するキリスト教のカトリックにおいても仏檀の機能に着目して、「家庭祭壇」 が作られています。
さいたま市、上尾市での現在は葬儀の後の仏檀の使用方法は同じです。