幕は基本として真ん中から左右に張ります。
これは布の重さを分散するのと、片側だけに偏って引っ張り過ぎない為です。
ひだ幕には縦ひだ張りがあります。
これに対して、平面的に張るものを「平幕」と呼びます。横ひだ張りで平幕の約3倍の量の幕が必要です。
縦ひだ張りは横ひだ張りよりさらに立体的な仕上がりとなり、装飾性が強調されます。
また、その分、時間も幕の量もより多く必要です。
円筒、二重円筒、半円筒などが組み合わされ、水引幕の代わりに、横ひだ張りは祭壇の背幕や脇幕として使用される例が多いようです。
葬儀設営の幕張 (作業場の注意)